後付けでトートバッグを巾着型にリメイクする方法2・横長タイプ向き

応用・リメイク
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今回は、トートバッグを後付けで巾着型に変える方法の第2弾をご紹介いたします!

前回ご紹介したトートバッグのリメイク術は、縦長のトートバッグ向きのものでした。

そこで、今回は底の浅い横長のトートバッグ向きのリメイク術をお教えしようと思います。

 

↓縦長トートバッグ向きのリメイク方法はこちらの記事でご紹介しています↓

【リメイク】トートバッグを巾着型に変える方法!簡単後付け!
既製品のトートバッグを、後付けで簡単に巾着型のトートバッグにリメイクする方法をご紹介しています。必要な材料や道具、リメイクの手順を写真やイラストとともに説明しています。

 

底の浅いタイプのバッグはちょっと近所にお買い物に行く時や、お弁当入れなんかに重宝しますよね!

でも底が浅いがゆえに、中身が丸見えになってしまったり、荷物が飛び出してしまったりして気になるなんて方もいるのではないでしょうか?

そんなときは、後付けで巾着型にリメイクしちゃいましょう!

ちょっと手間をかけるだけで、今お使いのトートバッグがより便利になります。

  • 必要な材料と道具
  • リメイクの下準備
  • リメイクの手順

必要な材料から手順までを順番にご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

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横長トートバッグを巾着型にしよう!必要な材料と道具

まずは必要な材料と道具について説明いたします。

必要な材料

  1. お好きなトートバッグ
  2. 生地
  3. 紐やリボン
  4. ミシン糸

基本的にはこちらの4点があれば作れます。

 

トートバッグは、底が浅めの横長タイプで、マチ付きのものが向いています。

 

生地はお好きなものを用意しましょう。

ミシン慣れしていない方は、シーチングや綿ツイルのような扱いやすい生地がおすすめです!

必要な分量は、縦は50cm程度・横はバッグの横幅+αくらい用意してください。

 

紐は巾着の口を結ぶためのものです。

丸い紐が扱いやすいですが、デザインに合わせてサテンリボンなどでも大丈夫です。

バッグの横幅の4倍以上必要です。

バッグの横幅が30cmなら【30×4=120】なので1.5メートルくらいですね。

 

ミシン糸は、基のトートバッグや使う生地に合わせたものを用意します。

トートバッグの表側にステッチが見える仕様なので、なるべくバッグ本体の色に近い糸を選んだ方が良いと思います。

 

必要な道具

  1. ミシン
  2. はさみ
  3. 定規・メジャー
  4. チャコペン
  5. まち針や仮止めクリップ
  6. 紐通し
  7. アイロン

基本的な道具だけで作れます!

最後に紐を通すので、紐通しはあったほうが便利です。

 

では、材料と道具が揃ったのでリメイクの下準備に入りましょう!

 

横長トートバッグを巾着型にしよう!リメイクの下準備

生地の準備からはじめましょう。

まずはバッグの口のサイズを測ります。

既製品、とくに100円ショップなどで購入した商品は縫製があらく表面と裏面で微妙にサイズが違ってしまっていることもよくあります。

なので、必ず両面をそれぞれ測りましょう!

画像を参考にバッグの裏側からメジャーを使って測ると、より正確なサイズがわかります。

 

 

測ったバッグの横幅Aとします。

私が用意した見本のトートバッグでは31cmでした。

 

次にB縦の長さを決めます。

Bは好みにもよりますが、バッグのマチのサイズよりも3cm~10cm程度大きくします。

今回の見本では、バッグのマチが10cmなので、Bは13cmに設定します。

 

上部の2cm・1cmは巾着の紐を通すための三つ折り縫いの幅です。

また今回の作り方では、ロックミシンを使わずに作れるように縫い代を1.5cmに設定しています。

 

後はABに数字を当てはめてサイズを決めましょう。

例:【横】A・31cm+縫い代1.5×2cm =34cm
例:【縦】B・13cm+1cm+2cm+縫い代1.5 =17.5cm

 

同じサイズのものを2枚裁断しましょう。

 

生地が裁断できたら、ここから縫製の工程にはいります。

 

横長トートバッグを巾着型にしよう!リメイクの手順

リメイクの手順はこちらです。

  1. 巾着のサイドを縫う
  2. 巾着の上部を縫う
  3. トートバッグに巾着を縫い付ける
  4. 巾着に紐を通して完成!

大まかな工程は4工程です。

ではひとつひとつの工程を詳しく説明していきます!

 

巾着のサイドを縫う

1つめの工程です。

 

 

裁断した巾着の生地を、中表に合わせて縫い代1.5cmで両サイドを縫います。

その際、両サイドとも上から5cmは縫わずにおきます。

そして、必ず返し縫いをしましょう。

 

縫い代は割伏せ縫いにします。

このようにすると、ロックミシンやかがり縫いを使わなくても布端がきれいに処理できます。

 

割伏せ縫いについてはこちらの記事でも説明しています。

ロックミシンの代用方法10選!手縫いや直線ミシンだけでOK!
ロックミシンを持っていなくてもできる、布端の処理の方法について紹介しています。手縫いや直線ミシンだけでできる方法や、縫わなくてもできるアイテムなど10選をまとめました。

 

巾着の上部を縫う

2つめの工程です。

巾着のサイドが縫えたら、上部を縫っていきます。

 

 

巾着の上部を1cm・2cmで三つ折り縫いします。

アイロンできっちりと折り目をつけてから縫うと失敗せずきれいな仕上がりになります。

 

ここまでできたら、後付けの巾着部分はほぼ完成です。

 

トートバッグに巾着を縫い付ける

3つめの工程です。

できあがった巾着部分をトートバッグに縫い付けていきます。

 

①まずはトートバッグのウラ(内側)と、巾着のウラを合わせて重ね【外オモテ】の状態にします。

バッグのサイドと巾着のサイドがズレないようにまち針等で仮止めします。

バッグの上部の折り返しの縁に、巾着の端をあわせながら、1.5cm幅で縫っていきます。

 

余計な生地を巻き込んで縫ってしまわないように、ゆっくり丁寧に縫い進めましょう。

またラインが歪むと仕上がりにも響きますので、ステッチガイドを使ったり、チャコペンでしっかり印をつけたりすると良いですよ!

 

②一周縫えたら、縫い代を5~7ミリ程度に切り揃えます。

 

③縫い代を切ったら、巾着の部分をひっくり返します。

切った縫い代がはみ出さないように、1cmくらいの幅でステッチをかけます。

この時も、余計な生地を巻き込んで縫ってしまわないように慎重に縫います。

とくに巾着の縦(B)を長めに設定した方は巻き込みやすいので気を付けましょう。

 

さてここまで出来たら、完成までもう一息です!

 

巾着に紐を通して完成!

4つめの工程です。

巾着の上部に紐を通します。

バッグの横幅の2倍+5~10cmに切った紐を2本用意します。

それを画像を参考に、左右から通していきます。

紐が通ったら、紐の端がほどけないように固く結んで完成です!

このままでも良いですが、ステッチが気になる場合は上からリボンやレースをつけて隠しても良いですね!

 

まとめ

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はトートバッグの後付け巾着リメイクの第2弾として、横長タイプのトートバッグにぴったりな方法をご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

 

必要な材料はたったの4つです!

お好きなトートバッグ・生地・紐やリボン・ミシン糸

必要な道具も基本的なものだけあれば大丈夫ですので、気が向いたときにすぐに取り掛かれますね!

 

リメイクのおおまかな工程は、4工程です。

  1. 巾着のサイドを縫う
  2. 巾着の上部を縫う
  3. トートバッグに巾着を縫い付ける
  4. 巾着に紐を通して完成!

筒ものを縫うので、余計な生地を巻き込まないようにゆっくりと丁寧に縫い進めるのが、きれいに仕上げるためのこつです!

 

巾着つきのトートバッグはデザインとしてもかわいいですし、機能性もあって使いやすいですよね。

後付けで巾着をつける方法がわかれば、どんなトートバッグでも巾着付きトートバッグに変身させることができちゃいます!

お気に入りのトートバッグを自分でリメイクすればさらに愛着がわきます。

ぜひこの記事を参考に、リメイクにチャレンジしてみてくださいね。

 

今回も最後まで目を通してくださり、ありがとうございました!

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