今回ご紹介するのは、ショートヘアの方でも使えるフォーマル向けのヘアーアクセサリーの作り方です。
結婚式や、会社のパーティーなどフォーマルな装いの時にはヘアーアレンジも手を抜けませんよね。
でもショートヘアーだと、出来るアレンジが少なくて困ってしまったという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私も髪は短いほうなので、出来るアレンジが少なくてそういった場面ではいつも悩んでいます。
そこで、ショートヘアーの方でもつけられるフォーマルな場面にぴったりの華やかなヘアアクセを自分で作ってみることにしました。
しかも今回は、100円ショップを活用して、プチプラで材料を揃えてみました。
ぜひ参考にして自分だけのオリジナルヘアアクセを、完成させてみてくださいね。
- 必要な材料や道具
- 詳しい作り方
- アレンジ方法
こちらの3つの章にわけてご紹介してまいります!
【ショートヘアもOK!お呼ばれヘアアクセの作り方】準備するもの編
それでは、まず必要な材料と道具についてご紹介していきます。
今回はプチプラで作れるように、材料は全て100円ショップで揃えたので、皆さんもぜひ参考にして材料を揃えてみてくださいね。
ではさっそく必要な材料と道具からみてみましょう!
必要な材料
必要な材料はこちらの4点です。
- チェーンやパールストラップ
- ヘアピン
- ビーズやモチーフ、またはレース
- 丸カン、リボン留め、Tピンなどの金具
以下で、もう少し詳しく説明いたします。
まず一つ目のチェーンやパールストラップです。
こちらはこのヘアーアクセサリーの土台となるパーツです。
長さは、後頭部の耳から耳までの間よりも少し長いくらい必要です。
個人差はありますが、20〜25cmほどの長さのチェーンで大丈夫です。
二つ目のヘアピンです。
数は、2本だけで大丈夫です。
色は、全体のカラーに合わせてゴールドかシルバーにすると華やかな仕上がりになります。
髪色に合わせて黒や茶色のピンにすれば、着用時にヘアピン部分が目立たないような仕上がりになります。
お好みで用意してください。
三つ目はビーズやモチーフ、またはレースです。
こちらは皆さんがイメージする仕上がりに合わせてご用意ください。
ヘアーアクセサリーのデザインは、当日着ていくドレスの雰囲気に合わせると、良いと思います。
例えば、シンプルでクールな印象のドレスであればビーズや金属系のモチーフだけで統一するとドレスの雰囲気とよく合います。
ふわふわとしたようなキュートな印象のドレスであれば、レースやリボンなどを入れても柔らかい雰囲気がドレスに合いますね。
仕上がりの雰囲気は、作り方の章で写真をご用意していますので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
最後に四つ目の、丸カンやリボン留めについてです。
丸カンやリボン留め、Tピンはあまり聞き慣れないという方も多いかと思います。
これはパーツとパーツを繋ぐための金具です。
使うビーズやレースなどの種類に合わせて用意をしてください。
これらのパーツもほとんどの100円ショップで購入可能です。
必要な道具
続いては、材料以外に必要な道具について説明いたします。
- ペンチ…2本
- *はさみ
- *接着剤または針と糸など
まずペンチについての補足です。
今回は細かい作業もあるので、ペンチが2本あるとスムーズに作業できます。
またペンチには、先が角ばっているものと丸くなっているものがあります。
今回、Tピンを使う方は「先丸ペンチ」を必ず1本はご用意ください。(もう1本は角ばっているペンチでも大丈夫です)
はさみや接着剤、針と糸に関しては、レースやリボンを使う方は必要になりますのでデザインに応じてご用意ください。
それでは、ヘアアクセ作りに必要な材料や道具の説明は以上となります。
【ショートヘアもOK!お呼ばれヘアアクセの作り方】作り方編
ここからはヘアアクセの作り方をご紹介していきます。
まず、製作の大まかな工程をみてみましょう。
- チェーンの長さを決める
- チェーンにヘアピンをつける
- チェーンに飾りをつける
かなりざっくりとした説明ではありますが、工程で分けるとたったの3工程です!
工程毎に詳しくみていきましょう。
チェーンの長さを決める
まずは工程その1、チェーンの長さを決めていきます。
位置は後頭部、耳の高さくらいがちょうど良いです。
その場所に買ってきたチェーンを当てて、ピンと張った状態からほんの少し緩めます。
そのまま指で押さえたまま頭から離します。
カットする時にはそこからさらに2センチ程度長めにカットしておきます。
最初は少し余裕を持った長さにしておき、ヘアピンをつける時にもう一度長さを微調整するためです。
これで土台となるチェーンの長さが決まりましたので、続いては装飾です。
チェーンにヘアピンをつける
工程その1でカットしたチェーンに、まずはヘアピンをつけていきます。
まずはチェーンの両端に丸カンをつけます。
次に丸カンにヘアピンをつけます。
この時点で一度試しに着けてみて、長いようであればチェーンをカットして調節します。
チェーンの長さが決まり、左右にヘアピンがついたらあとは好きなように装飾していくだけです。
チェーンに飾りをつけて完成
いよいよ最後の工程、お好みでチェーンに飾りをつけていきましょう。
もちろん、シンプルにチェーンだけというのもありですよ。
ご自分のしてみたいデザインに合わせて、それぞれ参考にしてみてください。
こちらは、最初のチェーンを付けてから、それよりも少し長めの2本目のチェーンを加えました。
そこに、Tピンと丸カンを使ってビーズを取り付けています。
ビーズの付け方その1
右側はシンプルに、Tピンにビーズをひとつ通したもの。
左側は青いビーズに通した9ピンの先に、右同様のTピンを通したビーズを繋げたもの。
ビーズの付け方その2
9ピンにビーズを連続して通したものを作り、その両端をチェーンと繋いだもの。
レースやリボンの付け方
レースやリボンを使う場合はこのようなリボン留めの金具を使用すると良いです。
リボンの素材がほつれやすい場合は、接着剤を使うとしっかりと留めることができます。
補足:結婚式用に作る場合の注意点
結婚式に参列する際に使用する目的で製作される場合には、注意点がございます。
結婚式に参列する時にはいくつかのマナーがあります。
- 皮や毛皮の使用禁止
- 生花や大振りな花のモチーフ
- 花嫁さまより目立つ華美な装飾
- カジュアルすぎるデザイン
これ以外にも相応しくないモチーフなどもありますので、デザインを考える際には気をつけるようにしましょう。
結婚式以外のパーティー等での着用のために作る場合は制約などはありませんので、自由に楽しみながらデザインしちゃいましょうね!
【ショートヘアもOK!お呼ばれヘアアクセの作り方】アレンジ方法編
基本の作り方がわかったら、次は自由にアレンジをしていきましょう!
参考になるように、アレンジ例を2つご用意しました。
アレンジその1
こちらは1本目のチェーンに、丸カンを使って2本目のチェーンをところどころ繋げています。
チェーンがレースのような形になって、これだけでもシンプルでかわいくなります。
そこにパール調ビーズを、Tピンを使って留めています。
パールは結婚式にもぴったりのモチーフなので、お呼ばれ用のアレンジをお考えの方は参考にしてみてくださいね!
アレンジその2
こちらはチェーンの部分にパールのストラップを使用したアレンジ例です。
パールのストラップは先端にナスカンが付いているので、それを外してからヘアピンを取り付けます。
更にそこに、オーガンジー素材のリボンを合わせました。
アレンジ1と同じようにパールを使用していますが、こちらの方がより華やかな印象になりますね。
リボンは、リボン留めを使用してパールのストラップと繋げています。
まとめ
ショートヘアの方も使えるお呼ばれヘアアクセサリーの作り方をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
簡単にまとめると、必要な材料や道具はこちらです。
- チェーンやパールチェーン
- ヘアピン
- ビーズやモチーフ、またはレース
- 丸カン、リボン留め、Tピンなどの金具
- 先丸ペンチ、ペンチ
- はさみ、接着剤等
どれも100円ショップで揃えることが可能です。
製作の工程は、3つです。
- チェーンの長さを決める
- チェーンにヘアピンをつける
- チェーンに飾りをつける
デザインにもよりますが、ほんの数十分もあれば作れてしまいます。
アクセサリー作りが初めての方は、丸カンやTピンの扱い方が少し難しいと感じるかもしれません。
ですが、焦らずゆっくりとやれば、思っているよりも簡単です。
なにより、自分だけのオリジナルアクセサリーが作れるのはとても楽しいので、ぜひ挑戦してみてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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