クリスマスが近づいてきましたね!
玄関ドアにクリスマスリース、リビングルームに大きなクリスマスツリー、暖炉に靴下……なんて憧れますよね。
でも実際には「部屋が狭くてそんなにスペースがとれない」とか「小さな子供やペットがいてツリーにいたずらをするので飾れない」なんてお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そんな方におすすめなのが、最近流行り始めた壁掛けのクリスマスツリーです。
タイプはいくつかありますが、その中でもとくに手軽なのはツリーがプリントされた生地を壁に飾るタペストリー型のものです。
装飾まで描かれているものや、ツリーだけが描かれていて装飾は自分で行うものもあります。
シーズンが終わったら畳んでしまっておけば収納スペースもほとんど取らないことから、物を増やしたくないという方にも人気がありますよね。
今回はそんな壁掛けクリスマスツリーを簡単に手作りできる方法をご紹介いたします。
こちらでご紹介するのはフェルトを使った、小さめサイズのシンプルなツリーです。
お部屋のドアに掛けるのにぴったりなサイズなので飾る場所にも困りません。
材料はほとんど100均で揃えられて、気軽に作れますのでぜひ試してみてくださいね!
【手作り壁掛けクリスマスツリー】材料と道具編
まずは壁掛けクリスマスツリーを作るのに必要な材料と道具について説明していきます。
まず材料として用意してほしいのはこちらの5点です。
- 60×60サイズのフェルト
- リボン(紐)
- ダンボール
- ツリーのオーナメント
- ラッピングタイやモール
1、60×60サイズのフェルト
こちらはほとんどの100均で購入可能で、店舗によっては60×65cmの場合もありますがそちらでも大丈夫です。
色は定番の緑系はもちろん、白や青、赤やピンクなどお好きな色を選びましょう。
今回は白にしてみましたが、好きな色で作れるのは手作りの最大の魅力ですよね!
2、リボン(紐)
このツリーを壁に掛けるためのもので、長さは20cm程度あれば大丈夫です。
色はツリー本体の色、もしくは掛ける壁の色に合わせると目立ちにくいのでおすすめです。
とはいえ、20cmほどのリボンをわざわざ買う必要もないので、ラッピングの余りのリボンなんかがあればそれでもOKです。
麻ヒモなんかもナチュラルな雰囲気が好きな方にはぴったりですよ。
3、ダンボール
ダンボールはツリーを壁に掛けた時に、端がまるまったりヒラヒラしたりするのを防ぐために裏面に付けていきます。
ネットショッピングで届いたダンボールなどでかまいません。
衛生面などが気になる方は、100均に売っているプラスチックダンボールがおすすめです。
4、ツリーのオーナメント
こちらはお好みで用意してください。
キラキラのモールや、定番の丸いオーナメント、木製の人形などお好きなもので大丈夫です。
ただし、ツリー自体のサイズが60cmと小さめなので、飾りのサイズもあまり大きすぎないように気を付けてください。
星はフェルトや厚紙等で作ることができます。
5、ラッピングタイやモール
プレゼントのラッピングに使われるタイで、今回はオーナメントを飾り付ける際に使用します。
金銀のものやカラフルなものなど、ツリーの色やオーナメントの色に合わせると、飾り付けたときにかわいく仕上がります。
次に必要な道具について説明いたします。
- はさみ
- ペン
- 定規
- 接着剤(布用両面テープ・ボンド等)
- 目打ち・キリなど穴を開ける道具
ペンはフェルトにツリーの形を描く際に使うので、チャコペンでも大丈夫です。
接着剤は布にも使える強力タイプの両面テープがあると便利です。
吊り下げ用のリボンの接着にはボンドがあると尚良いですが、どちらかだけでも作ることはできますのでご安心ください。
目打ちやキリは最後にオーナメントを飾り付ける際に使用します。
先がとがっていて、ダンボールに穴が開けられるようなものであれば、目打ち・キリ・千枚通し・アイスピックなどなんでも大丈夫です。
では、材料と道具が揃ったら次は作り方をみていきましょう!
【手作り壁掛けクリスマスツリー】作り方編
ここからは壁掛けツリーの作り方を説明していきます。
工程は4つです!
- フェルトをカットする
- 吊り下げ用のリボンをつける
- 裏面にダンボールを貼る
- 飾り付ける
ひとつひとつの工程毎に詳しくみていきましょう。
工程1.フェルトをカットする
まずはメインとなるツリーの本体をフェルトで作っていきます。
最初にフェルトのちょうど半分のところに印をつけます。
次に画像を参考にペンで片側だけに印をつけましょう。
印がつけられたら、フェルトを半分に折って線に沿ってはさみでカットします。
そうすると、簡単に左右対称のクリスマスツリーの形にカットできます。
今回は直線的なラインにしましたが、先端を丸くカットすると優しい雰囲気になるのでお好みでアレンジしてみてください。
工程2.吊り下げ用のリボンをつける
次に壁に吊り下げる用のリボンを、ツリーのてっぺんに取り付けます。
まずリボンの長さを決めます。
飾る場所が決まっている方は、実際にどのくらいの長さがあれば足りるのか確認してみると良いでしょう。
まだ決めていないかたは、20cmくらいで大丈夫かと思います。
ツリーの裏面にリボンをつけます。
余っているフェルトで挟むようにして接着剤で固定します。
両面テープだけでも大丈夫ですが、この部分はボンドを使ってしっかり固定しておくのがおすすめです。
ボンドでつけたら乾くまで洗濯ばさみやクリップなどで挟んで固定しておくとしっかりと接着できます。
両面テープしかないという方は、貼り付けたあとで持ち上げてみてリボンが取れないか確認してみましょう。
裁縫道具を持っている方はこの部分だけ糸でしっかり縫い付けるのもOKです。
工程3.裏面にダンボールを貼る
次は、ツリーの裏面にダンボールを貼っていきます。
このダンボールはツリーが丸まってしまったり、オーナメントの重みで歪んでしまうのを防ぐ目的があります。
全面に貼る必要はないので、5cm幅くらいに切ったダンボールを、骨組みのように貼っていきましょう。
ツリーの真ん中、横の長いラインなどに貼るとツリーがしっかりとします。
ダンボールの隙間に余っているフェルトも貼ってさらに強化しておきましょう。
これでツリー本体は完成です!
工程4.飾り付ける
最後にクリスマスツリーの飾り付けをしていきます。
ボンドを使った箇所はしっかり乾かしておいてくださいね。
飾り付けには、ラッピングタイやモールを使います。
飾りを取り付けたい場所を決めたら、目打ち等を使って穴を2つ開けます。
その2つの穴にタイを通して、裏側でねじってとめます。
タイが見えるのが気になる場合はリボンを結びつけると、タイが隠れるだけでなくかわいい飾りにもなっておすすめですよ!
キラキラのモールなどは端や折り曲げた辺りなどをタイで固定します。
てっぺんの星は、フェルトや厚紙で作ったものを接着剤などでとめておくか、星の裏にラッピングタイを付けてツリーのリボンに通すことで固定できます。
市販のオーナメントの他、フェルトでオーナメントも手作りしてみてもかわいいのでおすすめですよ!
まとめ
フェルトを使った壁掛けクリスマスツリーを手作りする方法をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
最後にもう一度、材料と作り方を簡単にまとめます。
必要な材料はこちらの5点です。
- 60×60サイズのフェルト
- リボン
- ダンボール(プラダンでも可)
- ツリーのオーナメント
- ラッピングタイやモール
どれも100均や、家にある資材等で用意できますね。
必要な道具はこちらの5点です。
- はさみ
- ペン
- 定規
- 接着剤(布用両面テープ・ボンド等)
- 目打ち・キリなど穴を開ける道具
穴を開ける道具は目打ち・キリのほか、千枚通しやアイスピック等でも代用可能です。
作り方は4工程です。
- フェルトをカットする
- 吊り下げ用のリボンをつける
- 裏面にダンボールを貼る
- 飾り付ける
とても簡単で1日もあれば作ることができるので、クリスマス目前でも間に合いますよ。
フェルトの色とオーナメントの組み合わせ次第で、他にはないオリジナルのクリスマスツリーを完成させてみてくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
よいクリスマスをお過ごしください。
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